秋から冬にかけて、日没の時間が早まり、夕方の帰宅や夜間の外出が暗い時間帯と重なりやすくなります。
この時期は空き巣や路上での声かけといった犯罪が発生しやすいため、家庭での防犯対策を改めて見直すことが大切です。
1. 家の周りを「光」で守る
玄関や庭、駐車場には人感センサー付きライトを設置しましょう。暗がりをなくすことで、不審者が近づきにくい環境をつくれます。
タイマー式の室内照明も留守中に活用すると、防犯効果が高まります。
2. 家族で「施錠の習慣」を徹底
「ちょっとだけ」と窓や玄関を開けっぱなしにすることが一番危険です。小さな窓や勝手口も含めて、家を出る時・就寝前には必ず施錠を確認しましょう。
お子さんにも声かけをして、家族全員で守る習慣にすると安心です。
3. 帰宅時間を意識して行動
部活動や習い事で帰宅が暗くなるお子さんには、「人通りの多い道を通る」「迎えに行く」「連絡を取り合う」などのルールを決めておくと安心です。
防犯ブザーや位置情報アプリを持たせるのも効果的です。
4. ご近所とのつながりを活用
地域での声かけや見守りは大きな防犯力になります。ご近所同士で「最近不審な人を見た」「この時間帯は暗くて危ない」といった情報を共有し合うことが、犯罪抑止につながります。
5. 防犯グッズの活用
防犯カメラや窓用の補助錠、振動アラームなどを取り入れるのも有効です。特に窓ガラスへの防犯フィルムは、侵入を防ぐだけでなく、地震など災害時の飛散防止にも役立ちます。
まとめ
日が短くなるこれからの季節は、防犯意識を高める絶好のタイミングです。家族全員で話し合い、「うちはどんな対策が必要か」を確認してみてください。
小さな工夫の積み重ねが、安心できる暮らしを守ってくれますよ。