秋が深まる10月は、まだ台風の影響が残る一方で、空気の乾燥や気温差による体調不良、火災のリスクが高まります。
災害や事故を未然に防ぐために、改めて備えを確認しておきましょう。
1.台風・豪雨
10月も台風が発生する可能性があり、秋雨前線と重なることで局地的な豪雨をもたらすことがあります。
注意点
- 最新の天気予報と避難情報をチェックする
- 雨量が急増した際は無理に外出せず、安全な場所にとどまる
- 停電や断水を想定し、備蓄品を見直す
2.気温低下と体調管理
朝晩の冷え込みが強まり、体調を崩しやすい季節です。特に高齢者や小さなお子さまは注意が必要です。
注意点
- 衣替えを早めに行い、急な冷え込みに備える
- 乾燥対策として加湿器やマスクを活用する
- 災害時に避難先で体調を崩さないよう、常備薬を持ち出し袋に入れておく
3.火災
空気が乾燥し始めるため、火の取り扱いに注意が必要です。特にストーブやコンロの使用が増える季節です。
注意点
- コンロの火は目を離さない
- ストーブの周囲には燃えやすい物を置かない
- 消火器や住宅用火災報知器の点検を定期的に行う
4.地震
季節を問わず起きるため、日頃の備えを怠らないことが大切です。10月は時節柄、防災意識が薄れやすい時期でもあるので再確認を。
注意点
- 家具や家電の転倒防止を再点検する
- 非常持ち出し袋の中身を季節に合わせて調整する(毛布やカイロなど)
- 家族で再度、避難場所や連絡方法を確認しておく
まとめ
10月は「台風・乾燥・寒さ」の三重リスクが特徴です。自然災害への備えとあわせて、体調や火災対策まで広く見直すことが安心・安全な生活につながります。
この時期にもう一度、ご家庭の防災・防犯用品を点検し、秋冬に向けた備えを強化していきましょう。